旧岩崎邸案内/茅町コンドル会

岩崎邸洋館 一階

        茅 町  岩崎久彌邸 

                                     銅版画 石村正臣
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    ◇岩崎邸洋館

                                          撮影 桜町輝夫                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     
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  ◇洋館 一階  洋館全体が迎賓設備で一階はホール 食堂 婦人客室 応接室の他 久彌氏の書斎があった


       1. 北面三連窓
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                    北面デザインの中心 大きなメダリオンとゴシック風の窓 内側は
                    華麗な階段がある メダリオンは明治初期故か空白となっている

   2. 玄 関

                       
f0179114_1222362.jpg      3.
ステンドグラス
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       薄緑の半円と側面ステンドグラスはコンドル
       のデザイン 半円のステンドグラスに黄金色
       の銀杏が映っている


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玄関にある 創建時の灯り
1世紀以前の明治の薫り



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               玄関のヴィクトリアン タイル
               意匠はイスラム風 英国ミントン社製



左は現在の玄関正面の壁
仮説によれば創建時にはここに窓があり和館東側の枯山水が見えた


    
     4. 仮想/玄関の窓よりの眺め

              中央春日灯篭は来歴は定かではないが名品 右奥に岩崎邸の
              名物大きな棗の手水鉢 続いて大広間が見える

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f0179114_923207.jpg          5. ホール、階段
             ホール 階段は建築の見せ場
             四本柱 階段 暖炉とコンドルの精華が見られる
             右上は 一世紀を経たペンダントライト

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           繊細優美な階段脇4本柱 豪快な暖炉と円形アーチで飾られた建物の中心となるホールで
           賓客のラウンジ 空中に浮かんだ様な三っ折れ階段はアカンサスの模様が彫刻され流れ
           るような空間が構成されている螺旋階段で地下へ更に地下道で撞球室へつながっている

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 6.
暖 炉 
    暖炉は全部で15ある 木製の一つを除いて他は全部 イタリア産大
    理石で出来ているデザインも豊富でルネッサンス・バロックと幅広い

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ラジエター
   明治の洋館の冬は寒さ
が厳しい温水暖房器が米国か
輸入されている目立った位
置に置かれたのは珍しかった所為と思われる 当時は金色に塗られていた 天使の像が側面にある

 

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     7. 書 斎
    
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本邸随一の華麗な天井
久彌氏はこの書斎が好きで 茅町通算50年間の多くの
 時間をここでの読書で過ごした
久彌時代の本棚が熱海
 別邸で保存され現在は当所に移されている




 






 岩崎小彌太氏/第四代三菱社長が訪ねるとこの部屋で
 夜遅くまで話しあっていた
    二人は従弟ながら兄弟の様に仲が良かった
 写真にある机は後年のもので久彌氏の使った物では
 ない

 天井には豪華なアカンサスの彫刻があり 菱形は三菱
 のマークを連想させる
                             


    8、 サンルーム
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       岩崎久彌氏とその家族 撮影大正11年5月

             前列中央 久彌氏56歳 左に彌太郎夫人 喜勢 左端久彌夫人 寧子(旧姓 保科)48

                二列目 右端二女(甘露寺)澄子 二男隆彌-三菱製紙 長男 彦彌太-三菱合資会社 

                長女(澤田)美喜 エリザベスサンダ-スホーム創立者 三男恒彌-東京海上 三女(福沢)綾子

                美喜の結婚記念に撮られた写真である


9. 床寄木細工
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                       各室床の周囲が寄木で飾られている
                       多数の銘木により部屋毎に変えられ
                       た様々なデザインが見られる


f0179114_17472436.jpg        10.
婦人客室 

f0179114_22593563.jpg 天井は絹の刺繍、アカンサスと花の模様 鳥の模様が織り込まれている  部屋の飾りにはイスラム.日本 ヨーロッパが混在している 
  
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岩崎寛彌氏 岩崎久彌氏の嫡孫
 本邸公開の貢献者の一人 岩崎邸コンサートの発案者で
 生前はしばしば コンサートに訪れた
    写真はコンサ-トでのスナップ  2008年没

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                      オールドバカラ
                         昭和24年まで 岩崎家で使用していたガラス器
                         総てオールドバカラ 特注品が含まれこれには
                         松葉菊他日本の模様がある
                              岩崎寛彌氏の寄贈による




      11.
食 堂   広さ30畳 幾多の名士が訪れた他 久彌氏は子弟にテーブルマナーを教えた
                  この岩崎邸の貴賓を集めた食堂に 今 土曜日クラッシクの演奏が流れる

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食堂 給仕扉
  配膳室と食堂の間に有る扉上
  半分と下半分が別々に開き更に上半分
  の部分に観音開きの扉が付いている食
  堂への台所の影響を少なくするために
  開口部を制限している



       12.
ヴィクトリアン・タイル
          美しい象嵌タイルが一階バルコニーにある ミントン社製の
          ヴィクトリアンタイルで目地なしのため制作に無駄が多く 
          周囲の塀の内側から破片が発見されている


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by josaihconder | 2008-06-01 19:23 | Comments(0)